旅行記⑪北海道の旅１泊２日（後半・網走監獄編）

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旅行記⑪ 北海道の旅１泊２日（後半・網走監獄編）

2019年3月30日

こんにちは！！　緑に囲まれた　東京都稲城市矢野口　京王相模原線・京王よみうりランド駅徒歩２分　腰痛・肩こり・頭痛・眼精疲労・足の疲れ・冷え性・不眠解消　整体リフレクソロジーサロン natural blessings (ナチュラルブレッシングス)　オーナーの原嶋です。

平成最後の桜が満開を迎えていますね。(*’▽’*)

【旅の後半】

能取岬で山からと海からの凄まじく冷たい強風で凍り付いてしまった私は、暖かく暖房のきいたマイクロバスに乗り、有名な『網走刑務所』の見学に向かいます。

俳優の高倉健さん主演の映画「網走番外地」シリーズの人気により全国的に有名な観光スポットとなっています。日本最北端の刑務所で網走川の河口近くにあります。

1890年（明治23年）に中央道路の開削工事を行うため、釧路集治監から網走に囚徒を大移動させて開設されました。発足時の囚人数は1,392人で、そのうちの3割以上が無期懲役であり、他の囚人も刑期12年以上の重罪人であったそうです。しかしながら重罪人といっても、そのうちのほとんどが明治維新後の日本の内乱による国事犯や政治犯だったそうです。

記録より1891年（明治24年）までのわずか1年間で、網走から北見峠までの160kmもの長い道路が開通しているところを見ると、いかに過酷な条件で強制労働が行われていたかが解りますね。　この工事での死者は怪我や栄養失調により200人以上に上ったそうです。

明治維新後の日本は、西洋と肩を並べる為に「富国強兵」を国のスローガンにあげて、同時にロシア帝国による脅威を防ぐ為に「蝦夷地・北海道」の開拓は重要でした。　この一大開拓プロジェクトに、多くの囚人たちが人権など全くない強制労働に関わっていたという悲しい事実も、現在に生きる日本人は胸に刻んでおかなければならないと思います。

現在建つ赤レンガの塀は観光用に残されたもので、赤塀の内側に新しく建てられた塀があるとの事でした。塀（柵）の中の様子も少しだけカメラに写す事ができました。もちろん撮影OKの場所です。　雪に覆われた刑務所を眺めていると、なんとも切なく哀しい気持ちになりました。

また、現在服役している人達が制作された作業製品の展示場にも足を運びました。正直に心の底から素晴らしいの一言です。　驚きや感動と同時に、こんなにも素晴らしい製品を生み出す事のできる有能な人達が、なぜ・・・。いったいなぜ・・・・・。　といった複雑な気持ちになりました。

網走刑務所の見学を終えた私達一行が次に向かったのは、「博物館網走監獄」です。こちらの施設には、明治・大正期に建築された庁舎や獄舎が移築復原されている他、現在の刑務所内の様子なども再現されていました。

今回すべて写真に収めてはいませんが、こちらの施設に移築復原された旧網走刑務所の建物のうち８棟が国の重要文化財に、６棟が登録有形文化材に登録されています。

すごく寒々しく恐ろしい感じがしました。(^_^;)

あっでも、監獄食堂の監獄食はとて～も美味しかったです（笑。　現在網走刑務所の受刑者が食べているメニューをそのまま再現しています。米７割・麦３割のご飯に、味噌汁・焼き魚・副菜がセットになっていて、魚はさんまとほっけが選べます。　美味しすぎて毎日でも食べたいですね。\(^O^)/　網走監獄黒ビールも美味しかったです。(株)網走ビールが製造しています。　これはさすがに監獄内では飲めないんだろうなあ！　市内にある網走ビール園、またはビール館でも飲めます。←次回は絶対に行こう。　アマゾンや楽天の通販でも買えますね。ww